ピョートル・イリイッチ・チャイコフスキー (Peter Il'ich Tchaikovsky) 解説

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ピョートル・イリイッチ・チャイコフスキー

Peter Il'ich Tchaikovsky

(1840 〜 1893) ロシア

ピョートル・イリイッチ・チャイコフスキーは、 1840 年 5 月 7 日に、ロシアのカムスコ=ボトキンスクという小さな町に生まれました。
少年時代は、いつも本を読んだりピアノを弾いてばかりいる、ひどく感受性の強い少年でした。彼が本格的に音楽の勉強を始めたのは 21 才の時でした。チャイコフスキーは、生涯3つのピアノ協奏曲を書いていますが、「第 1 番」が最も有名で、“チャイコフスキーのピアノ協奏曲”といえば、この作品を指します。ドイツの名ピアニスト、ハンス・フォン・ビューローはこの曲の真価を見抜き、驚くべき名曲であると絶賛しています。
ナジェージダ・フォン・メック夫人の援助によって経済的に安定した彼は作曲に専念し、夫人に捧げられた「交響曲第 4 番」をはじめ、オペラ「エフゲニ・オネーギン」「バイオリン協奏曲」「交響曲第 5 番」、バレエ「眠れる森の美女」などが生まれ、ピアノ曲集「こどものためのアルバム」が書かれました。その後「くるみ割り人形」を完成させた後、最後の大作「交響曲第 6 番」を完成させます。その後生水を飲んでコレラにかかり、あっけなく世を去りました。

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