ローベルト・アレクサンダー・シューマン (Robert Alexander Schumann) 解説

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ローベルト・アレクサンダー・シューマン

Robert Alexander Schumann

(1810 〜 1856) ドイツ

ローベルト・アレクサンダー・シューマンは、 1810 年 6 月 8 日に、ドイツのツビッカウという小さな町に生まれました。彼の母は、ライプチヒ大学の法科へ彼を入学させましたが、シューマンは法律の勉強はさっぱりで文学と音楽に熱中していました。このころフリードリヒ・ビークという優れたピアノ教師に出会い、はじめて正式な音楽教育を受けることになります。3つのピアノ・ソナタをはじめとして、「謝肉祭」「幻想小曲集」「交響曲練習法」などの傑作が生み出されていく一方、ビークの娘のクララとの恋に悩みます。
結婚に対する父親の妨害に不安な日々を送りながらも、「こどもの情景」、「クライスレリアーナ」、「幻想曲」、「アラベスク」など、重要なピアノ曲のほとんどがこの時期までに作られました。その後クララと結婚し、歌曲や交響曲、室内楽を手がけてゆきます。晩年には、そのするどい感受性のもち主だっただけにそのコントロールを失い、幻覚におそわれるようになり、44 才の時、ライン川に身投げし自殺をはかりました。一命は取りとめたものの、その後は精神病院に入り、 46 才でこの世を去りました。

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