ルードウィヒ・ファン・ベートーヴェン (Ludwing van Beethoven) 解説

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ルードウィヒ・ファン・ベートーヴェン

Ludwing van Beethoven

(1770 〜 1827) ドイツ

ハイドン、モーツァルトの音楽を継承し、古典派音楽を大成してロマン派への足がかりを築いた音楽史上希有の大作曲家であるルードウィヒ・ファン・ベートーヴェンは、1770 年 12 月 16 日、ドイツのボンに生まれました。あらゆる苦難に耐えながらも、音楽の道に精進する以外に生きることのできなかったベートーヴェンでしたが、 28 才を過ぎた頃、突然耳が不自由になり、その激しい絶望と孤独が彼に死を決意させます。しかし同時に内側で聞こえてくる音楽が、絶望から新しい生命の火を彼の心にともしました。この苦悩の中で「悲愴」が生まれ、孤独な彼に優しい愛情を注いでくれた人を思って「月光」が生まれています。
人間の運命と戦う強い意思力に支えられて「交響曲英雄」、さらに「熱情」、そして「交響曲第5番 運命」が作曲されました。 38 才の夏には「交響曲第6番 田園」を書きあげます。しかしその後もさらなる不幸と苦しみが続き、その中でベートーヴェンは、最後の「交響曲第9番」を着想します。そして1824 年、 54 才の時、「交響曲第 9 番」と「荘厳ミサ曲」の一部がウィーンで初演されました。曲が終わった瞬間の会場は、まさに興奮のるつぼ、その光景はすさまじいものでした。耳の聞こえないベートーヴェンは聴衆に背を向けたまま黙って座っていましたが、見かねた出演者の一人が彼の手をとり、正面に向き直らせたとき、初めて聴衆の熱狂ぶりを目のあたりにします。
1827 年 3 月 23 日、午後 5 時、ベートーヴェンは、激しい雷鳴がとどろく嵐の中、56 才の波乱に満ちた生涯を閉じました。「諸君、喝采したまえ。喜劇は終わった――」これが、ベートーヴェンが残した最後の言葉であり、瀕死のベートーヴェンは、虚空をつかむように病床から起き上がって、拳を握ったまま世を去ったといわれます。人生のあらゆる苦難を歓喜に変えようとした、強い意思力を持った魂の最後にふさわしい激しい情景といえるでしょう。

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