フランソワ・クープラン (Francois Couperin) 解説

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フランソワ・クープラン

Francois Couperin

(1668 〜 1733) フランス

フランスにおけるクープラン家は、ドイツのバッハ家に比較される優れた音楽家の家系でした。フランソワ・クープランは、その中で最大の音楽家であり、また同名の叔父と区別するために「大クープラン」とも呼ばれます。 1685 年にパリの由緒あるサン・ジェルヴェ聖堂のオルガン奏者となり、 1693 年にはヴェルサイユ宮廷の王室礼拝堂オルガン奏者の称号を獲得し、以後 37 年間ルイ 14 世と 15 世に仕え王家の子弟のチェンバロ教師も務めました。
作品の大半は4巻 27 の組曲に収められた 230 曲に及ぶチェンバロです。クープランのクラヴサン曲には、当時の爛熟したフランス宮廷文化の反映がみられ、あくまでもフランス的な優雅さと洗練されたエスプリ、繊細な感情といったものを特質として、それを表わすにふさわしい詩的で美しい標題が付けられています。これらの魅力的な標題をもつ小品によって、クープランは 17 〜 18 世紀フランスのクラヴサン楽派の頂点を築きました。

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