フレデリク・フランチシェク・ショパン (Fryderyk Franciszek Chopin) 解説

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フレデリク・フランチシェク・ショパン

Fryderyk Franciszek Chopin

(1810 〜 1849) ポーランド

フレデリック・フランソワ・ショパン(仏名)は、 1810 年 3 月 1 日、ポーランド首都ワルシャワの近郊、ジェラゾーバ・ボラに生まれました。
彼の音楽は便宜上3期に分けられます。その個性は初期(ワルシャワ時代)に確立されています。バッハ、ヘンデル、ベートーヴェンなどの古典的伝統と民族音楽との結びつきの中で形成されましたが、ロッシーニ、フィールド、パガニーニにも目を向けます。中期は円熟味を増し表現の幅も広く深くなり、この転換はワルシャワ蜂起と敗北が契機となります。ポロネーズの劇的表現、マズルカの歌謡的旋律や和声効果による繊細で悲哀に満ちた表現が目立ちます。
後期ではバラード第4番、ピアノ・ソナタ第3番、幻想ポロネーズのように古典的構成様式を吸収した独自の作品が生まれました。 彼の音楽の「ポーランド的香り」を作った主要な要因は民族音楽であり、彼は民謡の調性、旋律、和声、リズム、テンポ、あるいは田舎楽団の演奏法を自分の作品にたくみに生かしています。ここに彼の和声の魅力と独創性があります。

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